生前整理の一つとして、
『いらないものを片付ける』 ということがあります。
年配の方のお宅にうかがった際に気になるのが、
これだけの『物』を、いつ、だれが片付けるのかな、ということです。
よく聞くのが
「私が死んだら、捨てていいから」と話されること。
確かに、お亡くなりになった後に、必要か必要じゃないか、ご家族が判断されて片付けをされればよいのかもしれませんが、実際に必要なものって、どれくらいあるのでしょう。
『片付ける』というのは、時間も、体力も、金銭的にもダメージを受けるなかなか大変な作業です。
特に、年齢が上がっていくと、「片付けたい」と思いながらも体力的にもきつくなるでしょう。
まだまだ身体が元気なうちに、一度しっかり家の断捨離をしてみてください。
それは
『本当に必要なもの』に囲まれた、快適な暮らしの始まりにもなるはずです。
47歳で、バッグ一つと飼犬の十三を連れて家を出た私が、レオパレスに住んで感じたことです。
(十三は知人に預かっていただきました。)
『人って、これだけで十分に暮らしていけるんだ』
それからは、物を必要以上に増やさないよう、本当に必要なもの、気に入ったものを吟味するようになりました。
『究極の断捨離』と、自分では思っています。
参考までに
私が家を出た後に、元夫が亡くなり3Kの平屋の貸家を片付けなければならなくなりました。
私は当時本宮市に住んでいたため自分で片付けることは難しく、業者さんにお願いしました。
25万円近くかかりました。
ごみ処理には、お金がかかるんです。
後に残されたご家族が困らないよう、早いうちから少しずつ処分していきましょう。
その業者さんは大変良い女性の社長さんで、私が元夫のDV.モラハラで家を出たことなど話すと、一緒に泣いてくださいました。今でもお付き合いをさせていただいております。
いつでもご紹介いたします。